趣味として始める楽器で人気なのは、ギターです。手軽に始めることができるので、老若男女問わず挑戦しやすいですよね。
しかし、ギターを賃貸で練習する場合、周囲への迷惑がかからないように注意する必要があります。演奏の音が漏れると、騒音トラブルに発展してしまう可能性があるからです。具体的には、どのようなことに注意すれば良いのでしょうか？

ギターを賃貸で練習するときの注意点

では、ギターを賃貸で練習するときの注意点について確認していきましょう。

「楽器可」かどうか調べよう

一番大切なのは、「楽器可」かどうか調べることです。物件の管理規約や、ネット上の物件情報などに載っているはずなので、チェックしてみましょう。
楽器不可の物件なら、どんなに防音対策をしたとしても、原則としてギターを演奏してはいけません。ルール違反となり、トラブルに発展してしまうおそれがあります。ただ、大家さんによっては受け入れてくれる可能性もゼロではないので、相談してみると良いかもしれません。
また、楽器可の物件だとしても、ルールが細かく定められている場合もあります。特定の楽器がダメだったり、朝や夜の演奏は禁止されていたりする場合があるので、よく確認するようにしましょう。

窓・ドアはしっかり閉めよう

ギターを演奏する部屋の窓やドアをしっかりと閉め、密閉空間になるようにしましょう。窓とドアは、スキマが生まれやすいので、他の壁よりも音を通してしまいます。実際、外から聞こえる音は、窓の近くから聞こえると感じる人は多いでしょう。
ただし、全く換気がないと、息苦しくよどんだ空気が溜まってしまいます。練習の合間に、定期的に空気を入れ替えるようにしてください。

窓・壁の近くは避けよう

外に面する窓や、隣室と接する壁の近くでは、演奏をしないようにしましょう。当たり前ですが、窓や壁に近いほど音が伝わりやすく、周囲の人の耳に入ってしまう可能性があります。
また、アンプを使う場合は、同じく設置位置に注意。振動が伝わってしまうので、窓や壁から遠い位置に置くと安心です。

迷惑がかかりにくい時間帯にしよう

できるだけ、周囲の人へ迷惑がかかりにくい時間帯に演奏しましょう。具体的には、昼間や夕方の時間が理想的です。
人によって生活リズムは異なりますが、早朝や深夜は寝ている人の方が多いです。癒しの時間であるはずの睡眠が妨害されては、怒りを感じてしまうでしょう。常識的な時間帯を選び、迷惑にならない練習を心がけてください。

防音室を設置しよう

しっかり音を出して練習したい場合は、防音室を設置しましょう。大掛かりな工事が必要なイメージが強いかもしれませんが、手軽なものもあります。
例えば、名古屋にある防音工事を行う会社では、定型タイプの防音室を取り扱っています。設置作業は数時間で、引越しの際にも移設が可能。このように、導入しやすく便利な商品もあるので、ぜひ探してみてください。

【まとめ】注意点を踏まえて騒音トラブルを防止しよう

ギターを賃貸で練習する場合は、ご紹介した注意点を踏まえて、周囲への迷惑がかからないようにしましょう。演奏の音が漏れると、騒音トラブルに発展してしまう可能性があります。「楽器可」かどうか調べたうえで、防音対策してみてくださいね。