外壁塗装工事の流れ


外壁塗装工事の流れとしては、まず最初に、塗装工事を行う建物の周囲に作業用の足場を設けることから始めます。

これはマンションのような集合住宅の場合でも、一戸建て住宅の場合でも同じですが、戸建で平屋であったり、二階家であっても一階の屋根が足場となって二階の塗装作業ができるような場合には、省略されることがあります。

逆にマンションのような大きな集合住宅である場合には、この足場組みだけでもかなりの日数を要する作業となることがありますので、この足場組み作業というのは、建物の規模や形状によってかなり違いの出てくる工程となっています。

こうして作業用の足場が組まれると、いよいよ本番の外壁塗装作業に入ります。

この本作業に入っても最初に行われることは、塗装を行う前に外壁そのものの消耗状態や破損状態を点検することです。

もしも、外壁に破損があったり、ひどい場合には穴が空いていたりする場合には、その補修工事を行わなければならないからです。

そのした補修工事が必要となって、これが終了した段階か、当初から補修工事の必要がなかった場合には、いよいよ塗装工事そのものに入ることになるわけです。

このように、外壁塗装工事の流れとは、まず最初に塗装作業のための足場を建物の周囲に組み、その上で塗装作業に先立って外壁の点検と必要な場合には補修を行い、その次に本作業である外壁塗装に入る、といった段取りで行われるものとなっています。

どこの家も10年も経てば外壁塗装をしなくてはいけない頃合いです。見た目以前に、痛みの問題で、外壁は痛みを防ぐ保護膜として機能しています。その外壁塗装が経年と共にどんどん薄れていくのは家を傷みやすくする原因でもあるのです。

自分でできないのかという話は聞きます。できないことはないでしょうが、業者がいる以上は簡単なものではないということは明白です。

とはいえ、いまいち相場が分からないものですから、結構悪質に金額を引き上げる業者も多いのは事実です。どういった業者を選ぶといいか解説されているサイトなどを見て勉強してみてください。