住まいが一気に生まれ変わるリフォーム。キレイになるのはもちろん、機能性アップにもつながります。ですが、キッチンや洗面所といった水まわりのリフォームをする際はそれが終わるまで水が使えなくなってしまいます。室内に影響のない外壁の塗り替えなどのリフォームでも、落ち着いて生活できなくなることもあるようです。そこで必要になってくるのが一時的に生活するための仮住まい。仮住まいがあれば、ほとんどふだんと変わらない生活を送れるのでストレスもかかりません。
仮住まいをするなら、まず住む場所を手配する必要があります。ウィークリーマンションやマンスリーマンション、ホテル、賃貸住宅といった選択肢があるので、リフォームの期間を基準に選ぶようにしましょう。1ヶ月ほどの仮住まいならマンスリーマンションがおすすめ。中にはこちらのマンスリーマンションのように必要な生活用品がすでに揃えられている物件もあります。1ヶ月単位で契約できる賃貸物件はあまりないので、マンスリーマンションがベストでしょう。
そして仮住まいを借りる上で考えなくてはいけないのがお金のこと。仮住まいするとなると通常のリフォーム費用に仮住まいする物件の敷金や礼金、家財道具を持ち出すための引越し費用などが上乗せされることになります。それらを考慮して計画を立てていかないと、費用不足なんてことにもなりかねません。どんな物件を借りるとどのくらいの費用がかかるのか、事前に情報をまとめておくと安心です。
場合によっては、リフォームの工期がのびてしまうことも考えられます。その場合は仮住まい生活の期間ものびることになりますが、気になるのはそのときの費用負担。その点に関しては、事前の契約内容や工期がのびた原因などによって自己負担か施工会社負担かが決まるようです。結果として自己負担になることも多いようですが、事前に施工会社に確認しておくといいでしょう。その際はトラブルを回避するためにも、文書やボイスメモに残しておくことをおすすめします。
仮住まいの期間がある程度長くなってくると、一時的な住まいというよりも帰るための場所としての役割が大きくなってきます。多少費用がかかっても今までと同じようにくつろげる生活がしたいのか、費用を抑えるために少し窮屈な生活を受け入れるのか、あらかじめ決めておくといいでしょう。